アイラインアートメイクの失敗例〜失敗する理由と失敗を防ぐポイント
アイライン
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アイラインのアートメイクの場合、「目のすぐそばだから痛そう…」「敏感な部分だろうからどうしても不安で、怖い」と心配なさる方も多いかもしれません。
ですが、施術後の患者様に痛みについてお尋ねすると、「痛みの感覚はほとんどなかった」とのお答えをいただいています。アイラインの施術時の痛みの感覚について、クレアージュ東京 エイジングケアクリニックのアートメイクスタッフがお答えします。
――ズバリお聞きします! アイラインのアートメイクの施術は痛いのではないですか?
「いえいえ(笑)、心配なさらないでください。施術中は『痛い』という感覚まではいかず、独特の『ジリジリ…』とした感覚があるくらいです」
――痛みの代わりに独特の感覚を感じることがあるんですね。ちなみに痛みがないというのは、麻酔で抑えているからですか?
「はい、その通りです。アイラインの際の麻酔には、目薬タイプの『点眼麻酔』と、まぶたの皮膚に塗る『塗布麻酔』で二重に麻酔をします。麻酔が効いたところで施術を開始するため、痛みはほとんどありませんよ」
――二重で麻酔をするんですね。
「ええ。その後にマシンを使ってアートメイクを入れるので、細かい振動というか…まぶたにジリジリと触れているような感覚があります。私もアイラインのアートメイクを入れていますが、『痛い』と感じたことはありませんね。
麻酔の効き目や痛みの感覚には個人差があるので、わずかでも痛みを感じて、体が反射的に動くと危険です。そういったことが起きていない時点でも、痛みは感じられないことがおわかりいただけると思います。痛みを感じるという患者様には麻酔の量を調整して、痛みの感覚が和らいでから施術を再開しております」
――アイラインの施術はとても繊細な作業で、痛みを感じた患者様が反射的に動くと危ないから、トラブルを防ぐために麻酔をしていると言われると説得力がありますね。ちなみに施術後の感覚はどのような感じですか?
「痛いというより、施術の2、3日後にかゆみを感じることはあります。そのため朝と晩に塗るための軟膏をお渡ししているので、薬を塗って施術部分をこすらないよう心がけてください」
――アイライン部分の施術に伴う痛みは問題なさそうですが、術後に施術箇所が腫れたりする可能性はありますか?
「当日と翌日はアイラインに腫れの症状は見られます。ですが、『目が大きく腫れあがる』というようなものではないのでご安心ください。
二重(ふたえ)まぶたの方は、二重の幅がプクッと膨れるくらいで、…ちょうど少し泣き腫らしたかのように見えるかもしれません。ご家族やお友達に『どうしたの、泣いたの?』と誤解された、という患者様のお話はときどきお聞きしますね。逆に言えば、道ですれ違う人や初対面の人からすれば何とも思わない、どこもおかしいとは感じない、という程度なので、どうかご心配なさらないでいただきたいです」
――施術後の外見についてはとくに問題はないようですが、「これだけに気をつけてケアしてほしい」ということはありますか?
「そうですね…、当日のメイクのクレンジングは、目につかないように気をつけてお使いください。お化粧は次の日からOKです。また、施術部位の衛生管理のために、まつ毛の美容液、まつ毛エクステンション、まつ毛パーマの施術、それからエステやサウナ、プールの利用は念のために1週間控えてください」
――ここまで、施術中の痛みや施術後の過ごし方についてうかがいましたが、施術前に行なっておいたほうがいい準備などはありますか?
「メガネやコンタクトレンズのご用意ですね。点眼麻酔なので、コンタクトレンズは術後2時間ほど経過しないと装用できません。そのため、視力矯正のためにコンタクトレンズをしている方は持ち運び用のケースを、1dayタイプなどの使い捨てタイプをご使用の場合は術後に装着するためのレンズをお持ちいただきたいです。また、コンタクトレンズなしでは歩けない方であれば、術後2時間の間用に、メガネもご持参いただいたほうがいいですね。なお、レーシックや白内障手術後は感染症の問題があるので、3ヵ月間は空けて下さい。」
アイラインにアートメイクを施す場合、眼球が近いうえに痛みがどれくらいあるのか不安になりますよね。当院では痛みが原因で患者様が動いてしまうことを避けるため、しっかりと麻酔をしてから施術を行います。
痛みに対する不安などでアートメイクをするかどうか悩んでいらっしゃる場合は一度ご来院いだき、プロの話を聞いていただくことをオススメします。