【画像付き】リップアートメイクの経過〜注意点や失敗を防ぐポイントについて
リップ
リップ
リップは眉アートメイクに比べクリニックの選択肢が少ないため、費用の安さだけで選ぶのは少々不安です。初診料があるクリニックと、初診料がないサロンにはハッキリとした違いがあります。
今回は、リップのアートメイクの費用と内容についてご紹介します。
ここでは、リップのアートメイクにかかる初回施術費用とリタッチの費用をご説明します。
「メイクなのに初診料?」と思われる方は少なくないかもしれません。
確かに、初診料と言われると怪我や病気で初めて病院にかかった時や久しぶりに受診した時に払うもの、というイメージです。
アートメイクの場合、具合が悪くてクリニックに来院しているわけではないので初診料や診察料と結びつきにくいのですが、針を刺して皮膚の中に色素を入れていく施術は、れっきとした医療行為なので初診料がかかります。
なかには初診料がかからないアートメイクサロン、というのも見かけますが、そういったお店は違法です。ですから「初診料を払わなくていいから」という理由でサロンを選ぶのは大変危険です。
アートメイクは、現在では医師の資格か看護師の資格を持っていないと施術できませんので、『クリニック』や『医院』という名前で営業していることが一般的です。『エステサロン』や『アートメイクサロン』、という名前でアートメイクを扱っているお店はそもそも危ないと覚えておきましょう。
しかし、アートメイクが医療行為に当たると厚生労働省から通達が出たのが2001年ですので、それ以前から無資格でサロンを開業していた方が今もお店を続けている場合などがあります。ニュースでも時々無資格のアートメイクサロンが摘発されたという事件が取りざたされますが、すでにリピーターの患者さんがついていると出張形式での施術や、マンションの一室でこっそり営業することができてしまうため、全てを摘発するのは難しいというのが現状なのです。
そういったアートメイクを扱うサロンのホームページは、おしゃれで、特に怪しい様子がないので違法行為をしているのか判断がつきにくいですが、見極めるポイントはいくつかあります。
大前提として、医師・看護師・資格・医療行為という言葉がひとつも出てこないサロンは、無資格での営業だと判断して良いでしょう。医師免許は持っていれば明記しておいて損はないため、記載がないということ自体が無資格である可能性が高いです。
また、「医師の管理下の元で施術」という文言も注意が必要です。実際に医師が施術をしない場合は、医師の管理下で専門知識と技術を習得した看護師、または准看護師であれば施術できます。
しかし、医師が経営しているクリニックなら誰が施術してもいいという意味ではありません。
無資格のサロンを見分けるもう1つの方法は、施術者の紹介があるかどうかです。本当に資格や実績があればアピールポイントになりますので、それに触れないのは不自然です。
『資格について明記されているか』『施術者の紹介があるか』、この最低限この2つは必ずチェックすべきでしょう。
ここでは、クレアージュのリップ施術費用をご紹介します。
リップの費用は3回で198,000円(税込)と、眉毛やアイラインよりは少し高めです。
その理由は、リップは色素を入れる表皮の部分が他の部位の皮膚に比べて薄いこと、出血しやすいことから、高い技術が求められるためです。
その証拠に、眉毛やアイラインを施術するクリニックは多いですが、リップのメニューを扱うクリニックはあまり多くありません。費用はかかりますが、クレアージュでは、経験豊富な看護師が、より美しいリップデザインを実現します。もしチャレンジされたい方は、ぜひ、カウンセリングをおすすめします。
リタッチ料金は60,500円(税込)と、初回より少し低めの設定です。数年おきにメンテナンスをして綺麗なリップを保つには嬉しい価格です。
また、他のクリニックで受けたアートメイクの修正も受けつけており、薄くなってしまった色を濃くする場合はリップラインで66,000円(税込)です。
一般的なアートメイククリニックでは1~2回の施術でアートメイクを完成させますが、クレアージュでは3回に分けて施術します。
アートメイクの施術後数日間は、どの部位でも多少の痛みが残り、かさぶたが剥がれるまでのダウンタイムがあります。1~2回の施術でしっかり色を定着させようとすると、その分皮膚への負担が大きいため、腫れがひどくなり、ダウンタイムも長引いてしまうのです。
そのため、クレアージュでは3回に分けて少しずつ色を入れていくことによって、腫れを軽減し、ダウンタイムが短くなるように工夫しています。
仕事をしている方にとって、ダウンタイムが短いのは非常に大きなポイントでしょう。施術回数を3回に分けることで、ダウンタイムの影響で起こりうる生活への支障はかなり軽減できます。
施術回数を3回にすることは、ダウンタイムの短縮以外にも、コミュニケーションが密に取れるというメリットがあります。
やはり、初めて会った相手に思ったことを言うというのは簡単ではありません。看護師から提案されたデザインに、本当はもう少しこうして欲しい…と思っていても、遠慮して言えないという患者さんは多いのです。
それが2度、3度と施術回数を重ねるうちに打ち解けて、段々と言いたいことが言えるようになってきます。
さらに、自宅で何度か鏡を見たり化粧をしたりするうちに、細かな希望が出てくることもあります。数年間の顔の印象を決める大事な施術ですから、後悔のないように何でも話せるクリニックを選ぶことは大切です。
リップのアートメイクの費用と内容についてご紹介しました。
アートメイクは医療行為であるため、クリニックで施術を受けるには部位ごとの施術費用に加え、初診料がかかることは避けられません。しかし、それは違法なサロンでないことの証明でもあります。
特にリップの施術費用は決してお手頃とは言えませんが、技術的にも難しく、取り扱っているクリニックも少ないことから、確実な仕上がりと安心感を買うつもりで信頼のおけるクリニックを選びましょう。
もし、カウンセリングの内容に十分に納得できない、あるいは不安が残るという場合は「施術をしない」という選択肢もあることを忘れないでください。