3Dアートメイクと4Dアートメイクの違い〜眉毛アートメイクの種類について

アートメイクと4Dアートメイクの違い

眉毛アートメイクをご検討中の方は「3Dアートメイク」や「4Dアートメイク」という言葉を聞いたことがあるかもしれません。3Dアートメイク・4Dアートメイクとは眉毛アートメイクの施術方法のことで、使用する器具の種類や仕上がりが異なります。

・3Dアートメイク：パウダーグラデーション（機械彫）

・4Dアートメイク：マイクロブレーディング（手彫り）

当院では、3Dアートメイクのことをパウダーグラデーション、4Dアートメイクのことをマイクロブレーディングと呼びます。なお、呼び方や施術方法はクリニックによって異なるため、施術方法を決める際には、3Dアートメイクや4Dアートメイクという名称だけを医師に伝えるのではなく、希望の仕上がりイメージを伝えるようにしましょう。名称だけでやりとりしてしまうと、施術後に想像していた仕上がりと違うといったことにもなりかねません。

3Dアートメイクとは

当院では3Dアートメイクのことを「パウダーグラデーション」と呼びます。パウダーグラデーションの特徴やおすすめの人、メリット・デメリットについてみていきましょう。

ふんわりとグラデーションのある眉毛

パウダーグラデーションは、その名前の通りふんわりとしたパウダーのような仕上がりになる眉毛アートメイクです。眉頭から眉尻までグラデーションをつけながら仕上げていくため、眉毛に立体感が出て自然な仕上がりになります。また、専用の機械で彫っていくのも特徴です。昔の眉毛アートメイクは、ベタッと塗りつぶしたような仕上がりになっていましたが、現在はナチュラルな仕上がりにできるため、素顔でも眉毛だけが浮くということはありません。すっぴんでもお化粧をしていても自然に馴染むため、パウダーグラデーション（3Dアートメイク）は大変人気の高い施術方法です。

3Dアートメイクがおすすめの人

・眉毛があまり生えていない

・どちらかというと毛が細い

・眉毛の途中から毛がなくなっている

・眉毛の左右差が気になる

・素顔でも馴染む眉毛アートメイクを受けたい

3Dアートメイクは上記に当てはまる方におすすめです。ふんわりとした仕上がりになるため、もともと眉毛が薄い方にも自然に馴染みます。素顔でも違和感がほとんどないため、スポーツをされる方や温泉・プールによく行く方にもぴったりです。

3Dアートメイクのメリット・デメリット

【メリット】

・自分で描くよりも自然な仕上がりになる

・眉毛のお手入れがしやすくなる

・眉毛がない人でも違和感のない眉毛を作れる

【デメリット】

・色が濃すぎると眉毛が浮いてしまう

・グラデーションがうまくできていないとのっぺりとした印象になる

3Dアートメイクのメリット・デメリットは上記の通りです。眉毛がない人にも似合う仕上がりになりますが、うまくグラデーションができないとのっぺりとした平面的な印象になってしまいます。施術者の技術力による部分が大きいため、施術を受けるクリニックは慎重に選ぶようにしましょう。

4Dアートメイクとは

当院では4Dアートメイクのことを「マイクロブレーディング」と呼びます。マイクロブレーディングの特徴やおすすめの人、メリット・デメリットについてみていきましょう。

1本1本描かれた眉毛

マイクロブレーディングの特徴は、手彫りで1本1本眉毛を描いていくという点です。本物の眉毛が生えているような仕上がりになり、毛流れも表現することができます。マイクロブレーディングはもともと日本で15年ほど前に考案されましたが、当時は色が定着しづらく形が崩れやすかったためほとんど普及しませんでした。

しかし、海外で人気が出たことから日本でも再注目されるようになり、今では多くの方に選ばれている眉毛アートメイクになっています。眉毛を1本ずつ丁寧に手作業で描いていくため、アイブロウペンシルで眉毛を描いているような立体感のある綺麗な仕上がりになります。

4Dアートメイクがおすすめの人

・毛の太さが普通〜太め

・眉頭〜眉尻までしっかり生えている

・眉毛が半分以上ある

・眉毛を描くのが苦手

4Dアートメイクは上記に当てはまる方におすすめです。特に眉毛の毛質がしっかりしている方は、1本1本しっかりと描く4Dアートメイクがよく馴染むでしょう。また、眉毛が本当に生えているような仕上がりになるため、ペンシルで描き足したりパウダーをのせたりして、流行や気分に合わせた眉毛メイクを楽しむことができます。

もちろん、希望に合わせて描き足す必要のない仕上がりにもできるため、アイブロウメイクが苦手な方にもおすすめです。

4Dアートメイクのメリット・デメリット

【メリット】

・もともと生えているような眉毛を描ける

・眉毛が濃い人でも似合う

・メイクによって自分好みの眉毛を描ける

・施術直後の仕上がりが綺麗

【デメリット】

・施術後1〜2週間経つとムラが生じる可能性がある

・眉毛の形に左右差ができることがある

・脂性肌の方やお肌のキメが荒い方には向かない

・効果が半年〜1年ほどしか持続しない

4Dアートメイクのメリット・デメリットは上記の通りです。1本ずつ丁寧に眉毛を彫っていくため、もともと眉毛が濃い目の人に似合う仕上がりになります。ただし、肌質によっては施術が向いていないこともあるため、事前のカウンセリングが重要です。

従来の眉毛アートメイクは2Dと呼ばれることも

最近はあまり聞かなくなったかもしれませんが「2Dアートメイク」と呼ばれる手法も存在します。基本的には従来の眉毛アートメイクのことを指し、ペンシルで眉毛を囲い、中を塗りつぶしたような仕上がりになるのが特徴です。このやり方だとタトゥーや入れ墨のようなベタ塗りで立体感のない眉毛になってしまい、素顔だと眉毛だけが浮いてしまいます。

現在は3Dアートメイクや4Dアートメイクなど自然に見えるアートメイクが主流になっているため、このようなのっぺりとした仕上がりになることはほとんどありません。「眉毛アートメイク＝ベタ塗りの仕上がり」というイメージをお持ちの方も、今はナチュラルな眉毛アートメイクを受けられるためご安心ください。

3Dと4Dを組み合わせた「コンビネーション」とは

3Dアートメイクと4Dアートメイクにはそれぞれ異なる特徴があり、メリットやデメリットも違います。これらの施術を組み合わせ、良いとこどりをしたのが「コンビネーション」です。1本1本しっかりと眉毛を描きながら眉毛の濃淡も表現できるため、より自然で立体感のある仕上がりになります。また、マイクロブレーディングには施術後ムラができる可能性があるというデメリットがありますが、パウダーグラデーションによってムラを目立ちにくくすることが可能です。各施術のデメリットを補いながら仕上げられるため、満足度の高い施術になります。なお、コンビネーションのことを6Dアートメイクと呼ぶこともあります。

コンビネーションがおすすめの人

・より自然な仕上がりにしたい方

・アイブロウメイクが苦手な方

コンビネーションは上記に当てはまる方におすすめです。3Dアートメイクでふんわり感を出し、4Dアートメイクで毛並みを整えることで、立体感のある自眉毛のような自然な仕上がりに近づけます。

コンビネーションのメリット・デメリット

【メリット】

・3Dアートメイクと4Dアートメイクの両方の良さを感じられる

・立体感のある自然な眉毛を描ける

・メイクをしなくてもいつでも綺麗な眉毛になれる

【デメリット】

・2つの施術を行うため、リタッチの際2回施術を受けていただくことがあります。

（リタッチとは再施術のことで、綺麗な眉毛をキープするために受けていただくメンテナンスのことを指します。眉毛アートメイクは1〜3年ほど効果が持続しますので、1〜3年に1回のリタッチを推奨しております。）

コンビネーションのメリット・デメリットは上記の通りです。2つの施術を組み合わせるため自然で立体感のある仕上がりになりますが、メンテナンスの際に2回施術を受ける必要がある点がデメリットといえます。仕上がりの良さを重視される方にはコンビネーションによる眉毛アートメイクが適しているでしょう。

眉毛アートメイクならクレアージュ東京にご相談ください

眉毛アートメイクの3Dと4Dの違いについて解説しましたが、これらの呼び方はクリニックによって異なります。施術を受ける際には名称ではなく、希望の仕上がりイメージを伝えるようにしましょう。

当院では、3Dアートメイク・4Dアートメイク・2つの施術を組み合わせたコンビネーションをご用意しておりますので、眉毛アートメイクをご検討中の方はお気軽にご相談ください。アートメイクの施術経験を積んだ看護師が施術を担当し、患者様の理想の眉毛を形成させていただきます。