眉毛アートメイクの失敗例〜失敗する理由と失敗を防ぐポイント
眉
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眉やアイラインのアートメイクをするにあたって、気になるのは眉毛やまつ毛へのダメージでしょう。アートメイクを施すことによる、眉毛やまつ毛への影響について説明していきます。また、眉毛やまつ毛がない状態でのアートメイクについても説明します。
眉・アイラインのアートメイクは、眉毛・まつ毛の生えている箇所に色素を入れていきます。そこで気になるのは、「眉毛やまつ毛にダメージを与えることにならないか?」ということではないでしょうか。
アートメイクが入るとはいえ、ご自身の眉毛やまつ毛が抜けてしまったり、薄くなってしまったりするのは避けたいですよね。
まず結論から言うと、アートメイクをしたからといって、眉毛やまつ毛が抜ける・薄くなることはないです。
針を刺して皮膚に直接色素を入れていくという工程から、毛根にダメージを与えそうな印象を持たれるかもしれませんが、そのようなことはありません。
アートメイクで針(色素)を入れるのは皮膚の“表皮”という層ですが、眉毛やまつ毛の毛根があるのは表皮よりも深いところにある“真皮”という層。それも、真皮の次の層である“皮下組織”に近い深い位置ですので、アートメイクの施術で針が触れることはないのです。
実際に、当院で眉・アイラインの施術を受けていただいた方の中で、アートメイク後に眉毛・まつ毛の抜ける量が増えたという方はいらっしゃいません。
アイラインの施術後、特にまつ毛が減った様子はない
・施術部位:アイライン
・施術回数:3回
・施術費用:88,000円(3回分)※初診料別
・アートメイク、ティント、メイクのメリット・デメリットを比較
なお、アートメイク施術後に出る影響としては、以下のようなことがあげられます。
特にアイラインは、粘膜に近いデリケートな部分に針を刺していくため腫れが出やすいです。
ただ程度としては軽く、泣いたあとと同じ程度の腫れで、1~2日で治まる方がほとんどです。
皮がむけるというのも、薄い皮がむけるくらいなのでさほど気になりません。
このように、皮膚に多少の影響が出るだけで、眉毛・まつ毛には影響がありませんのでご安心ください。
そのほか、アートメイクに関する質問を以下にて回答しております。
アートメイクをご希望される方から、「眉毛・まつ毛がほとんどないのですが、施術できますか?」というお問合せをいただくことがあります。
これは、もちろん大丈夫です。眉毛・まつ毛がない状態であっても、アートメイクの施術はできます。
ちなみに、眉毛がほとんどない方が特に心配されるのは、「のっぺりした仕上がりにならないか」ということ。
当院では、眉の自然な仕上がりにこだわっており、手彫りによる細かい作業により微妙な濃淡をつけるナチュラル3Dグラデーションで行っております。
眉毛が少ない方への施術例
・施術部位:眉毛
・施術回数:3回
・施術費用:132,000円(税込)
・アートメイク、ティント、メイクのメリット・デメリットを比較
がん治療の影響で、眉毛・まつ毛が抜け落ちてしまったという方もアートメイクの施術を受けていただけます。ただし、主治医の許可が絶対に必要。
主治医の許可を得て、施術者にもがん治療中である旨をお知らせください。
最近では「がん治療を始めるから」と、眉毛・まつ毛が抜け落ちてしまう前に施術を受けられる方もいらっしゃいます。このような場合でも、主治医の許可は得てくださいね。
がん治療によって顔の印象が変わってしまったとお悩みの方は、主治医にご相談のうえ、アートメイクを検討してみてください。
アートメイクは、施術後に眉毛やまつ毛が抜けたり薄くなったりすることはありません。
ですから、眉毛のお手入れは今まで通り必要です。
「眉のアートメイクをしたし、眉毛は全部剃ってしまってもいい?」という質問を受けることがありますが、これはおすすめしません。
元々ある程度の眉毛がある方の場合、元の眉毛を活かしてアートメイクをデザインしていきますので、不自然になってしまうことがあります。また、施術前に今ある眉毛を剃ってしまうことも同様。眉毛がない状態でも自然に仕上げることはできますが、やはり眉毛がある方が立体的でより自然です。
アートメイク後のお手入れは、アートメイクで作った眉からはみ出している毛をカットしていくだけ。
自分で形を決めたり、失敗したりすることもないのでとても楽になります。
ちょっとしたお手入れで、いつでも“一番いい形”をキープしましょう。