眉毛アートメイクの失敗例〜失敗する理由と失敗を防ぐポイント
眉
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「眉毛アートメイクに興味はあるけど、アートメイクがどんなものかわからないから不安を感じている」
そんな方は、こちらの記事を読んでいただければ、すべて解決します。眉毛アートメイクを受けるメリットとデメリットの解説から、実際の施術の流れ、術後の過ごし方、数年後のリタッチの仕方や除去の方法まで、徹底的に紹介させていただきます。また、1番気になるポイントである、お金や痛み、失敗しない方法まで詳しく解説しているので、眉毛アートメイクについて知りたい方は、ぜひご一読ください。
芸能人やブロガーの中にも実践している方の多い眉毛アートメイクは「なんとなく気になるけど、ちょっとこわい」、そんな風に感じている方も多いのではないでしょうか。アートメイクの中でも特に人気の眉毛アートメイクについて、まずはメリットとデメリットを見てみましょう。
こちらのように眉毛アートメイクは、手入れの手間が減り、すっぴんへの自信も増すなどの、女性にとっては素晴らしいメリットがたくさんある一方、失敗するリスクのある医療行為でもあるので、失敗しないポイントを抑えて、慎重に自分に合う方法を選ぶ必要があります。
眉毛アートメイクのメリット・デメリットについてはこちらの記事でも詳しくご紹介しておりますので、ぜひご確認ください。
眉毛アートメイクは、カウンセリングから含めてだいたい1時間半〜2時間程度かかりますが、実際の施術そのものは15分〜45分程度で終わります。初回のアートメイクの場合は、複数回に分けて施術を行う方が、色も入りやすく、失敗のリスクも減らすことができますので、実際には1〜2ヶ月かけてすべての施術が完了します。
ここでは、Dクリニック東京ウィメンズで行う施術の流れを簡単にご紹介いたします。
不安に思っていること、疑問に思っていることはここで解決します。
よく眉毛アートメイクのカウンセリングでお話しさせていただく内容としては、
などについてです。
専門の医師が施術希望箇所に発疹などの異常がないか、体調に問題はないか診察いたします。
眉毛アートメイクは医療行為に当たりますので、問診は必須となっております。
実際にデザインを描き、修正しながら理想の形に近づけていきます。眉毛の場合は左右で違うデザインを描き、どちらかを選んでから徐々に修正していきます。
クリニックによってはカラーリングされた髪の色に合わせて施術されることもありますが、クレアージュでは患者さまの肌色や元々の眉毛の色に合わせて色を決めています。
施術時の髪の色に合わせてしまうと、髪を別の色に染めた際に合わなくなってしまうためです。詳しくは関連ページもご覧ください。
好みに合わせて、濃いめの眉や、薄め、グラデーションなどデザインはかなり幅広く対応することができるので、事前に理想の芸能人の顔写真などを調べておいて、カウンセリング時に具体例を交えてお話しできるようにご準備いただけると、理想通りの仕上がりになりやすいです。
眉毛アートメイクの施術の流れについてはこちらの記事でも詳しくご紹介しておりますので、ぜひご確認ください。
▶︎【画像付き】眉毛アートメイクのデザインから施術後まで解説!
眉毛とリップは希望された方、アイラインの施術は全員麻酔クリームを塗ります。眉毛の場合、女性は麻酔なしで耐えられる方も少なくありませんが、痛みに弱い方は使用をおすすめします。
痛みの種類としては、脱毛をする際の熱さや、毛を抜く際の痛みに喩える方が多いのです。そのためこのような痛みに弱い方は、麻酔が本当に効いているかを施術が始まる前にきちんと確認することと、万が一施術中に麻酔が切れてきた場合は、早めに医師に申告するようにしてください。
麻酔が効いたことを確認してから、施術開始です。
作成したデザインに沿って色素を入れていきます。施術時間はパーツにもよりますが、カウンセリングも含めて60~90分が目安です。
これで1回目の施術が完了です。アートメイクで入れる色素は1回では定着しないため、3回に分けて色素を入れていきます。一度施術をしたら皮膚を回復させる必要があるので、次の施術は2週間以上期間をあけて行ないます。
一般的に眉毛のアートメイクは1~2回で仕上げるクリニックがほとんどですが、Dクリニック東京ウィメンズではより自然な仕上がりになるように3回に分けて施術を行います。
少しずつ色素を入れることによってダウンタイムが短くなるだけでなく、お客様とコミュニケーションを取る回数が増え、お好みやご希望を把握しやすくなります。
眉毛アートメイクには大きく2種類の技法があり、それぞれ仕上がりの雰囲気が異なります。自分のイメージする仕上がりはどちらなのか確認しましょう。
高速で針を動かす専用マシンを使って皮膚に色素を入れていく技法です。マシンとは言っても、見た目は太いペンのような形状で、施術者が手に持って施術を行います。
眉毛の輪郭の内側に均等に色素が入るため、アイブロウパウダーでメイクしたようなふんわりした仕上がりになります。痛みも比較的少なく、施術時間も短いため、初めてアートメイクを受ける方でもチャレンジしやすいと言えます。
一方で、メイクしたような見た目になるので、すっぴんだと眉毛だけ浮きやすいといったデメリットがあります。
こちらの機械彫りの場合は、クレアージュでは、3回分で135,300円(初診料込み)となっております。
ペン型の器具の先端に針をつけ、1本1本眉毛を描くように色素を入れていく技法です。4Dストロークやマイクロブレーディングとも呼ばれます。
昔のアートメイクのようにベタ塗りではなく、眉毛が生えているように見えるためとても自然な仕上がりになります。機械彫りに比べシャープで力強い印象が出ること、また、間近で見ないとアートメイクしているとは気づかれにくいです。
ただし、人の手で施術するため機械彫りよりも痛みを感じやすく、施術時間が長くなるといったデメリットもあります。
手彫りの施術の場合、クレアージュでは、初回料金が3回分で、146,300円(初診料込み)となっております。
このように、手彫りと機械彫りにはそれぞれメリット・デメリットがあるため、両方を組み合わせてデメリットを補うのがベストです。
特に元々の眉毛がほとんどない方の場合、どちらか一方だけの技法では出せる立体感には限界がありますから、パウダー風のベースで輪郭を整えて、その上に毛並みを足すと間近で見ても自然な仕上がりが期待できます。
クレアージュでは、コンビネーションの場合の料金は157,300円(初診料込み)となっております。
医療機関によって施術のプランは異なりますので、組み合わせのできる医療機関の中で、プランや実例を見ながら検討してみることをおすすめします。
施術前は輪郭がぼやけていた眉毛ですが、見事に美しく洗練された印象になりました。1回目の施術後でも自然な濃さなので、そのままお出かけの予定があっても人目が気になりません。
まるでプロのメイクアップアーティストに整えてもらったかのような眉メイクを、四六時中キープできるのは嬉しいですね。
薄い眉頭にはほんのりグラデーションを入れ、眉尻はしっかり毛並みを描き足すことで、すっきりしながらも年齢に見合った違和感のない仕上がりになっています。
とてもアートメイクを行ったとは気づかないナチュラルな眉毛ですね。
また、眉毛アートメイクに年齢制限はありませんので、何歳になってもその時1番理想とする自分にとっての美人眉毛をキープできるのも嬉しいポイントです。
また、アートメイクの施術を行う際に痛みとあわせて気になることは「衛生管理」です。アートメイクの施術で使用する器具は、衛生面を考慮して使い捨ての物を使用するのが基本です。針の使い回しにより感染症を発症する心配があるため、不安な方は個別包装されている使い捨ての針を使っているかどうかを確認してみてください。
使い捨て針の中でも、個別で減菌されている針はより安全性が高いです。安全を第一優先に考える方は、減菌された針を使用している衛生管理意識が高いクリニックを探しましょう。
施術をしたその日の夜に、クレンジングを使ってお化粧を落としても、石鹸を使って洗顔しても大丈夫です。
ただし、クレンジング剤や石鹸が、施術した箇所に直接つかないように注意してください。洗い流したお湯や水がかかる程度なら問題ありません。
施術後の肌は敏感になっているため、基本的に擦り傷と同じように扱いなるべく刺激しないようにすることが大切です。
シャワーは当日から浴びられますが、傷口に雑菌が入るのを極力避けるため、湯船には1週間ほど入らないようにしましょう。
また、傷が治らないうちに湯船に入ると、温熱作用で皮下の血管が広がり出血する可能性もあります。これら2つの理由から、自宅の湯船だけでなく、銭湯、温泉、サウナも1週間は控えたほうが安全です。
施術箇所は乾燥してしまうと、かさぶたができ、色がまだらに抜けてしまう可能性もあるためこまめに保湿を行いましょう。かさぶたができた場合は、自然に剥がれ落ちるまで擦ったり剥がしたりしないように気をつけて下さい。
クリニックから処方された軟膏があれば、用法を守って塗るようにしましょう。処方されなければ、薬局でワセリンやビタミンA+D軟膏を購入し、1週間程度塗ることをおすすめします。
施術部以外のお化粧であれば当日から可能です。施術部に関しても、赤みや腫れが引いていれば翌日から通常通りのお化粧をして構いません。ただし、クレンジング時に強くこするのは良くないので、濃いメイクは1週間は避けた方が無難です。
アートメイクの施術後は血行を促進してしまう運動は控えましょう。特に施術箇所の痛みが強いという方は、痛みが増す可能性があるので気をつける必要があります。
また、運動はもちろんですがホットヨガ、岩盤浴などの体温を上げる行為は腫れが治りにくくなるため腫れがひくまでは避けてください。その他にも、日頃からプールで運動をしているという方は、不特定多数の方が利用するプールなどの施設の利用は雑菌が傷口に入りやすいため、1週間は期間をあけてからプールに入るようにしましょう。
お酒に含まれるアルコールも、入浴や運動と同じく血行を促進する作用があるため当日は控えてください。また、水分の取り過ぎも顔のむくみに繋がり、腫れを引き起こす原因となります。ノンアルコール飲料であっても飲み過ぎは禁物です。
アートメイクは個人差もありますが、2~3年ほどで色素が薄れてきます。これを美しく蘇らせるためには、リタッチ(再施術)が必要です。通常は2~3年で色が薄れてきますが、汗っかきの方や水泳・エステ・サウナなどの新陳代謝を高めることをよくしている方は1年で色素が薄くなる場合があります。
このように普段のライフスタイルや体質によってリタッチが必要になる時期は個人差があります。「2~3年したらまた施術しなくちゃいけないの?」と思われるかもしれませんが、リタッチをすることにはメリットがあるのです。
それは、「年齢に合わせて、そのときのお顔に最適なデザインを保てる」ということ。当院のリタッチは、ただ単純に前回のデザイン通りに色素を入れ直すのではなく、リタッチ時のお顔に合うように微調整をいたしております。リタッチの施術料金は、デザイン変更をしても同じ料金ですのでご安心ください。
なお、リタッチはデザイン変更が可能ですが、その時の流行に合わせた形にデザイン修正したり、太目にラインを入れたりするのはおすすめできません。ノーメイクでもふんわりとメイクをしているように見える程度に施すことがベストです。
流行には終わりがくるので、デザインに飽きてしまった時にすぐ変更できなかったり、太すぎる眉毛を細くしたくなった時に、アートメイクが消えるまで待つ必要が出てきてしまうからです。
2~3年毎にご自身のお顔と向き合うことで、年齢に合った美しさを一緒に追求していきましょう。
アートメイクは今でこそ情報が豊富ですが、昔は今ほど情報がありませんでした。そのため、昔入れたアートメイクを後悔しているという人は少なくありません。アートメイクを除去する方法を2つご紹介します。
アートメイクを除去するにはレーザー治療が一般的です。レーザー脱毛と同じ原理で、黒系の色素に反応します。そのため、レーザーを照射するとその部分の眉毛が生えてこなくなる可能性がありますが、切除など他の方法に比べれば傷も残らず、比較的綺麗に除去できます。
レーザーの中でも種類があるので、施術を受けた医療機関でまずは相談してみましょう。
市販されているタトゥー除去クリームはシミ取りクリームのような原理で、肌のターンオーバーを促すことで色素を排出していきます。手軽でコストも安いのが魅力ですが、色素が消えたと実感するまでには半年から1年程度かかるため、すぐに消したい場合には向きません。また、人によっては効果が出なかったりアレルギー反応が出たりすることもあります。
アートメイクを綺麗に消せる方法は以下の記事にも詳しく紹介しています。ぜひ、参考にしてみてください。
アートメイクは一度施術をすると自然に消えるということはありません。アートメイクを完全に消すとなると医療機関で除去施術を行なう必要があります。これからアートメイクを入れようと検討している方がいれば、一度入れると簡単に消せないということを理解しておきましょう。
デザインや、健康観点における失敗を防ぐためにも、最も重要なポイントが失敗しないクリニック選びです。現在では眉毛アートメイクを施術できるお店も増えているため、何を基準に選べば良いのか迷うところですよね。
ここからは、眉毛アートメイクを行うクリニックの選び方をご紹介していきます。
アートメイクは針を使って皮膚に色素を入れる医療行為であるため、医師か医師の指示を受けた看護師しか施術はできません。そのため「サロン」ではなく「クリニック」で施術を受ける必要があります。値段の安さやおしゃれなホームページで決めるのではなく、大前提として医療機関であることは必ず確認してください。
アートメイクは韓国でも盛んです。仕上がりも美しく低価格で受けられると評判ですが、外国で施術を受けると、万が一トラブルが起きた時にアフターフォローが不十分になる可能性があります。腫れや痛みが出た時にすぐに相談しに行ける近場のクリニックを選んでおくといざという時に安心です。
カウンセリングでは、過去の症例写真をしっかり見せてくれるクリニックを選びましょう。自分の求めている仕上がりイメージに近いか確認し、不安や心配なことがあれば妥協せずに納得するまで聞くことが大切です。
特に手彫りの場合は、施術者のスキルや癖によって、かなり仕上がりのイメージが変わってきますので、もし過去の実績を見て、イメージと違う場合は、後悔しないためにも、担当者変更を申し出るようにしましょう。
クリニックのホームページだと良い部分しか見えないため、実際に施術を受けた方の口コミも参考にしましょう。インターネットで情報収集するほか、信憑性のある情報を得るには身近な経験者に聞いてみるのがおすすめです。身近に経験者がいない場合は、口コミブログを探して、ブログの運営者に連絡してみるのも一つの手です。
あと最近では、SNSで「#眉毛アートメイク」と検索するとたくさんの口コミをみることができます。リアルな意見や、画像をチェックしたい場合はTwitterやInstagramのハッシュタグ機能を活用してみてください。
アートメイクは、医療行為であると同時に、美しさを表現する技術でもあります。できる限り、両方の専門性をもつ専門の技術者がいる医療機関を選ぶことをおすすめします。
どれだけ医療行為としての技術があっても、魅力的な眉毛の形や、数年後の筋肉の偏りによる眉毛の非対称性を予測できない人の施術を受けるのはリスクが高いです。
上記でご紹介したような手順を踏んで、きちんと信頼できるクリニックを選べば問題ありませんが、知り合いの紹介だから、とよく調べずに選んでしまうと予期せぬトラブルに巻き込まれてしまうケースがあります。
眉毛アートメイクでは、主に皮膚障害や刺傷、切傷といったトラブルが多いというデータがあります。皮膚障害とは施術部位が化膿していつまでも治らない、痛みや腫れが続くといった症状です。また、健康被害以外にも、左右で仕上がりが違う、希望と違う部分に色が入ってしまったなど、デザインに関するトラブルもよく聞かれます。
そのほとんどがサロンなどの医師免許を持たない人の施術によって発生しているため、クリニック選びは自分の身を守るためにも非常に重要です。アートメイクはタトゥーの一種であり、気軽に受けて良いものではない、ということを今一度思い出し、衛生管理やアレルギーについてもよく確認してから施術を受けましょう。
アートメイクとタトゥーの違いについてはこちらで詳しく解説しています。
ここまでご紹介してきたように、眉毛アートメイクにおいては、施術前と施術後に注意すべきポイントがいくつかあるので、最後にまとめさせていただきます。
① 信頼できるクリニックを選ぶこと
② 後悔しないデザインを考えること
③ 1〜2ヶ月は、施術箇所に刺激を与えないスケジュールを整えておくこと
こちらの記事で紹介してきたように、アートメイクは医療行為であり、失敗すると、健康被害を被るリスクのある手法です。ですから、クリニック選びは慎重に行いましょう。
また、メイクをしなくても色が落ちないというメリットの裏返しとして、気に入らないデザインだった場合、簡単には色を変えることができないというデメリットがあるので、理想の眉毛をイメージしつつ、自分の顔に合う形を研究して、自分の顔に合う理想のデザインを描きましょう。
その際、メイクでイメージを変える余地を残すため、できる限りシンプルなデザインにすることをおすすめします。
そして施術後は、ダウンタイムと呼ばれる色が定着するまでの期間があるので、その期間の過ごし方をあらかじめスケジューリングして、施術箇所に刺激を与える予定は入れないようにしておきましょう。
① 複数回に分けて、施術を行うこと
② 色が定着するまでは、施術箇所に刺激を与えないこと
③ 定期的にリタッチを行うこと
アートメイクは、できる限り複数回に分けて施術を行うことをおすすめします。色の入り具合もより自然になりますし、複数回に分けることでデザインの微調整も行うことができます。
また、上記でも解説した通り、ダウンタイムの過ごし方は、注意点を守って、色がしっかり馴染むように注意してください。
さらにアートメイクは時間が経つと少しずつ色が薄れていくので、1〜2年に一度はリタッチを行うことを忘れないようにしましょう。
ここまで眉毛アートメイクについて総合的に解説してきました。
水に濡れても、すっぴんの時でも、理想の眉毛をキープし続けることができる、眉毛アートメイクは非常にメリットが大きい分、失敗した時のリスクも大きく、事前に確認しておくべきポイントがいくつかあることを知っていただけましたら幸いです。
一度満足のいく眉毛アートメイクを経験した方は、ずっとリピートし続けてしまうくらい便利な技術なので、しっかり調べて信頼のおける医療機関を選んで、理想の美人眉を手に入れてみてください。