眉毛アートメイクの失敗例〜失敗する理由と失敗を防ぐポイント
眉
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アートメイクと聞くと、タトゥーのイメージが浮かんで、施術に対して恐怖感を感じてしまう方もいるのではないでしょうか。
そこで今回は、アートメイクの施術を考えている方のために、眉毛のアートメイクが完成するまでの施術の流れと、一番気になる施術時の痛みの強さと防ぎ方についてご紹介させていただきます。
顔の中でも、眉毛は印象を大きく左右する重要なポジションを担っているので、できる限り美しい形や色をずっとキープしたいと考えている方は多いのではないでしょうか。そんな想いを叶えてくれるのがアートメイクです。最近では、インフルエンサーの方々や芸能人もアートメイクを施している人が増えてきて、興味を持っている方も少なくないのではないでしょうか。
しかし、アートメイクは皮膚の表皮部分に針を使って色素を入れるメイク術のため、医療行為として定められており、信頼できるクリニックで正しい施術を受ける必要があります。
クリニック選びで失敗しないためにも、事前に正しいアートメイクの流れを知り、信頼できるクリニックかどうか判断する際の参考にしてみてください。
まずは、施術を開始する前に記録用として、施術前の眉毛の写真を撮ります。この写真は施術後に撮影する写真といっしょにカルテと保存します。
次に、アートメイクで入れる眉毛のデザインを決めていきます。
この際、施術担当者が眉毛に直接メイクを施してデザインを決めていくのですが、左右で別々のデザインを描いてもらい、鏡で見比べることもできます。
アートメイクのデザインを考える上で知っておくべき、眉毛のデザインの決め方についても併せてご説明します。
人は誰でも顔のバランスが左右非対称で、目と眉毛の形は異なっています。さらに目や眉毛の位置に関しても、必ず微妙なズレがあります。そのため、自分自身の顔の形や眉毛の形、筋肉のつき方に合わせて、どのような形が一番よく見えるかを考えていく必要があります。施術担当者は、デザインを考えるプロでもあるので、まずは自分の理想とする芸能人などの写真を持参し、自分の顔の形に当てはめるとどんなデザインが適しているのか相談することをオススメします。
また、このカウンセリングの中で、納得できるまで施術担当者とイメージがすり合っていることが重要なので、疑問点などは全てこの時間で解消しておきましょう。
眉毛の色は、元の眉毛の毛の太さを考慮しながら、「仕上げたいデザイン」、「見せたい眉毛の濃さ」を計算して、施術担当者が提案をしてくれます。
デザインも色も、伝えた意見も取り入れながら、施術担当者が自然な仕上がりになるように提案してくれるので、安心して任せることができるでしょう。
デザインが決まったら、施術を開始します。
眉毛のアートメイクの場合は、約1時間かけて両眉の施術を行っていきます。そして施術が完了したら、施術後の写真を撮影し、仕上がりに問題がなければ、これで1回目の施術は終了します。
施術の流れについての説明をしましたが、初めてアートメイクの施術を受ける際は、どれくらいの痛みがあるのかという点も気になる方は多いと思います。
そのため、次は施術時の「痛み」と「痛みを抑えるための麻酔」についての内容をご紹介します。
アートメイクでは専用の針を用いて施術を行うのですが、眉毛のアートメイクの場合は、毛抜きで眉毛を抜くときと同じくらいの痛みを感じます。
しかし、眉毛を抜く程度の痛みで済む方もいれば、痛みに弱く我慢することができない方もいます。このように、痛みの程度には個人差があるため、まずは施術を始めてみて、『問題なく続けられると感じたらそのまま進める』『痛みが気になる場合は麻酔を使用する』というように、状況に合わせて対応をしていきます。
痛みには個人差がありますので、気になる場合は施術の途中でも遠慮なく麻酔を希望する旨を伝えるようにしましょう。
なお、眉毛の場合はアイラインやリップと比べると、痛みを感じにくい箇所でもあるので、麻酔を希望する方の割合は、10人中1、2人の割合となり、かなり少ないほうです。
しかし、痛みの感じ方は人それぞれなので、無理をせずに痛みが気になると感じたら麻酔しましょう。
また、痛みを感じやすい方の特徴については、男性の方が痛みを感じやすく、麻酔を希望する方が多い傾向があると言われています。
眉毛のアートメイクでは、塗布麻酔を使用して麻酔を施します。皮膚に直接塗るタイプの麻酔を施術部位の皮膚に塗って浸透させていきます。
麻酔を行う前は、チクリとした軽い痛みを感じますが、麻酔後は『皮膚に何かが触れている』と感じる程度になり、痛みを軽減できます。
中には、麻酔の効果が出にくく、塗布麻酔を行ってもまだ痛みを感じるという方もいます。その場合はさらに麻酔の量を調整して、痛みが気にならなくなったら施術を行うようにして対応しています。
麻酔を足すことによって、施術後に影響が出ないか心配になる方も多いと思いますが、施術後には麻酔の効果はほとんどなくなります。そのため、『麻酔で顔が動かない』といった違和感を覚えることはありません。
施術後の痛みは?
麻酔によって、施術時の痛みを抑えられたあと、麻酔が切れてきた時に痛みが出るのではと不安に感じる方も多いのではないでしょうか。
こちらもご安心ください。眉毛のアートメイクの施術後に痛みを感じることはほとんどありません。1週間程度は、かさぶたができて、少しヒリヒリしたり、かゆみを感じる方もいらっしゃいますが、クリニックで処方される保湿クリームや軟膏を1日に複数回塗り、乾燥を防ぐことで、そのような違和感も減らすことができます。
ここまで、施術の流れや痛みについての様々な内容をご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。
デザインや色は施術担当者と話し合いながら決めていくことができるので、施術後に「自分の思っていたのと違う眉毛になってしまった」といった思いをすることもありません。
施術を受けた際に痛みを感じた場合も、その場で麻酔の希望を伝えることができるので、最後まで痛みを我慢しながら施術を受けるということもありません。
それぞれの人に合わせて痛みが気にならないように麻酔の量を調整してくれるので、「デザインや色」、「痛み」に関しても安心して施術を受けることができるでしょう。