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女性の薄毛コラム
【クリニック監修】女性の育毛についての情報を知りたい!
女性でも、育毛を気にする人は少なくありません。女性の育毛で大切にしたいポイントや、男性の育毛との違いなど、女性の育毛のあれこれを分かりやすく説明します。女性の薄毛や抜け毛、一人で悩まず前向きに育毛に取り組みましょう!
クレアージュ東京 エイジングケアクリニック 院長
浜中 聡子
(はまなか さとこ)
経歴
Master of science (M.Sc.),
Preventive, Anti-Aging & Regenerative Medicine, Dresden International University (DIU)
国際アンチエイジング医学会(WOSAAM)専門医 Board Certified, Post-Univercity Education in Anti-Aging Medicine Specialization (AAMS)
米国抗加齢医学会(A4M)専門医 Board Certified, American Board of Anti-Aging Regenerative Medicine (ABAARM)
米国先端医療学会(ACAM)専門医 Board Certified, Chelation Therapy (CCT)
日本抗加齢医学会専門医
日本精神神経学会専門医・指導医
一般社団法人日本総合病院精神医学会認定 一般病院連携精神医学専門医・指導医
日本医師会認定産業医
NPO法人アンチエイジングネットワーク顧問
クレアージュの“クリニック処方”
ミノキシジル発毛剤治療
このような症状の方にオススメです。
- 最近髪のハリ・コシ・ボリュームが少なくなってきた。
- 市販の育毛剤・発毛剤で効果が出ない。
- 頭皮の地肌が目立ってきたような気がする。
外用薬(ミノキシジル・アルプロスタジル)
月額 16,500円(税込)
女性の育毛は、まず薄毛や抜け毛の原因を知ることから
女性の育毛に取り組む前に、まずは薄毛や抜け毛の原因を知ることから始めましょう。 女性の抜け毛のメカニズムを簡単に説明します。
女性の抜け毛はヘアサイクルの乱れで起こる
私たちの髪は、ずっと伸び続けるわけではなく、一定の寿命があります。 毛母細胞で生まれた髪は成長を続け、女性では一般的に3年〜7年で寿命を迎えて抜け落ちます。そして同じ毛穴から、新しい髪の毛が生まれてきます。 この髪の循環を「ヘアサイクル」と言います。人間の髪は1日に100本前後が寿命を迎えて抜け落ちますが、同時に100本前後の髪が生えるため、髪の全体的なボリュームが一定で保たれるわけです。 しかし、なんらかの原因でこのヘアサイクルが乱れると、生えてくる髪よりも抜け落ちる髪が多くなり、次第に髪のボリュームが失われてしまうのです。 いまある毛髪の成長を助けて、太く・長く・抜けにくい毛髪を育てることを目的としています。 (参照|ヘアメディカルビューティー「女性が薄毛になる理由」)
女性の抜け毛の具体的な原因
女性の抜け毛には、なんらかの原因があります。いまある毛髪の成長をサポートして抜けにくい毛髪を育てることが育毛の役割です。 ここでは、女性の抜け毛の主な原因を紹介します。
女性の抜け毛の具体的な原因(1) 加齢による身体機能の低下による抜け毛
シワが増えたり目がかすんだりすることからも分かるように、人間の身体機能は年齢とともに確実に低下します。 髪を作るのは、頭皮にある毛母細胞や毛乳頭細胞です。若い頃は活発に髪が生えますが、身体機能の低下で髪を生成する量が減少するのは、生物学的な観点からも致し方のないことです。 なお、女性の抜け毛は男性に比べて、全体的に少しずつ進行するという特徴があります。全体的にうっすらと進行するので、「びまん性脱毛症」という呼び名があります。なかなか本人には自覚症状がなく、気が付いた時にはかなり進行してしまっている可能性があるので注意しましょう。 びまん性脱毛症については、こちらの記事もご覧ください。 「頭部全体で髪の密度が減ってしまう「びまん性脱毛症」とは?」
女性の抜け毛の原因(2) ホルモンバランスの乱れによる抜け毛
発毛や育毛を司るホルモンのひとつは、卵巣から分泌される女性ホルモンのエストロゲンです。このエストロゲンの分泌が減少すると、髪が健康的に育ちにくくなる可能性があります。 しかし、さまざまな要因からホルモンバランスが崩れることが少なくありません。 その代表的な例は、出産の前後に生じるホルモンバランスの乱れが原因となる「分娩後脱毛症」と、閉経後の前後に起こる女性ホルモン分泌の急激な減少から起こる「更年期の脱毛症」でしょう。 しかしそれ以外にも、過度のストレスを溜めていたり、不規則な生活を送ったりしていると、ホルモンバランスが乱れて抜け毛につながる可能性があります。 また、女性ホルモンの分泌量が減少すると、相対的に男性ホルモンのテストステロンが優位になり、男性型脱毛症(AGA)の女性版のような脱毛症状が発生する人もいます。この症状は、女性版のAGAという意味で「FAGA」と呼ばれています。 女性の分娩後脱毛症は、時間がたてば自然に回復していきますが、更年期の脱毛症や生活習慣が原因の脱毛症などの場合は、積極的に育毛・発毛の対策をしないと改善が難しくなっていきます。 出産後の脱毛症(分娩後脱毛症)やFAGAについてはこちらの記事もご覧ください。 「産後の女性に特有の「分娩後脱毛症」って何?」 「女性特有の薄毛FAGAの原因と治療法は?」
女性の抜け毛の原因(3) 環境やヘアケアなど外的要因による抜け毛
環境やヘアケアなど外的要因も、抜け毛につながります。それぞれの抜け毛の原因を紹介します。 環境要因などの抜け毛(1) 季節的な抜け毛 春は新年度から始まる新生活などによるストレス、夏や秋は直射日光の紫外線(UV)や高熱による頭皮の蒸れ、冬は空気の乾燥と、季節によって頭皮や髪に悪影響を及ぼす要素は少なくありません。 環境要因などの抜け毛(2) アレルギー症状などによる抜け毛 ハウスダストや花粉、食べ物など、世の中にはアレルゲン(アレルギー原因物質)があふれています。体質によってアレルゲンからアレルギー症状を起こすと、頭皮も炎症を起こす可能性があります。 環境要因などの抜け毛(3) 間違ったヘアケアによる抜け毛 適切なヘアケを怠っていると、頭皮に皮脂が蓄積されたり、乾燥した頭皮にフケが発生したりします。どちらも雑菌の温床になりやすく、炎症を起こして育毛に悪影響をおよぼします。これを「脂漏性脱毛症」や「粃糠(ひこう)性脱毛症」と言います。 また、生乾きのままの髪に雑菌が繁殖したり、すすぎ残しのシャンプー成分が頭皮に刺激を与えて炎症を起こす場合もあります。 脂漏性脱毛症、粃糠性脱毛症についてはこちらの記事もご覧ください。 「頭皮がベタ付く脂漏性皮膚炎(脱毛症)の原因と対策」 「大量のフケが出る粃糠性湿疹(脱毛症)の原因と対策」 環境要因などの抜け毛(4) 頭皮や髪にダメージのあるヘアスタイル ヘアスタイルのバリエーションの多さは女性のおしゃれの特権です。しかし、あまり強めに髪を結んだりしていると、毛根が頭皮から引っ張られる状態になり、毛根や頭皮にダメージが蓄積され、育毛に悪影響を及ぼす可能性があります。ポニーテールやお団子のようなヘアスタイルはそのリスクがあるので注意しましょう。
女性の育毛対策はどんなことをすればいいの?
女性の抜け毛や薄毛は、ヘアサイクルの乱れや外的要因、またはアレルギーなど、いつくかの原因があると説明してきました。抜け毛や薄毛の原因が分かるなら、その対策をすることが育毛となります。 確かに、加齢による身体機能の低下や、更年期などによるホルモンバランスの乱れは、生きている以上は仕方のないことです。しかし、何らかの育毛対策を行うことで、少なくともアンチエイジングの効果は期待できます。逆に、何も育毛対策をしない場合、坂道を転げ落ちるように老化が進んでしまいます。 もし、抜け毛や薄毛の症状に悩んでいるなら、少しでも早く育毛対策をすることをお勧めします。
女性の育毛対策(1) 生活習慣を整えて健康的な暮らしをする
若い頃は徹夜も平気で、ちょっとした不摂生でも平気なものです。しかし年齢を重ねるにつれ無理ができなくなり、体調もすぐに崩すようになります。ましてや女性はデリケートなので、心身の不健康さがホルモンバランスの乱れにも影響してくるでしょう。 生活習慣を整え、適度な運動をし、ストレスをあまり溜め込まない。そんな健康的な生活が、女性の育毛対策の第一歩と言っても過言ではありません。
女性の育毛対策(2) 栄養バランスの整った食生活
栄養バランスの整った食生活は、健康の基本です。 なかでも髪の主成分は、「ケラチン」と呼ばれる18種類のアミノ酸で構成されるタンパク質。ケラチンを生成するためのタンパク質やミネラル、ビタミンなどの栄養を積極的に取り入れることが、育毛につながります。 通常の食事だけでは栄養バランスが取れない場合は、サプリメントを活用するのも有効です。
女性の育毛対策(3) 質の高い睡眠を取る
心身の疲れを取るには、睡眠が一番です。睡眠の「ノンレム睡眠」と「レム睡眠」は90分おきに切り替わると言われ、成長ホルモンが分泌されて育毛に役立つのはノンレム睡眠です。 90分のサイクルを一晩に何度か繰り返しています。できるだけ質の良い睡眠を心がけましょう。
女性の育毛対策(4) ヘアケアの方法や製品を見直す
ヘアケアの方法が間違っていたり、そもそもヘアケアを面倒がって行なっていないと、頭皮が不衛生な環境になり、育毛に悪影響を及ぼします。 1日1回の洗髪をする、あまり激しく頭皮をかきすぎない、すすぎは十分に行なってシャンプー成分を残さない、ドライヤーでしっかり乾燥させて生乾きにしない。そんな正しいヘアケアを行いましょう。 シャンプーも育毛につなげたい場合は、育毛成分が配合された育毛剤や育毛シャンプーも検討しましょう。
女性の育毛対策(5) 脱毛症の治療薬(発毛剤)を使用する
育毛は、抜け毛や薄毛にブレーキをかける「現状維持のための取り組み」です。しかし、より積極的に髪のボリュームを増やしたいなら、「発毛」のアプローチが必要となります。 発毛の方法としては、厚生労働省が承認したAGAによる脱毛症の治療薬(発毛剤)を使用することです。 女性用の発毛剤は、医薬品成分ミノキシジルを配合した塗り薬が一般的です。厚生労働省から承認されたOTC医薬品なので、薬局やドラッグストアにて薬剤師との対面販売で購入できます。 なお、男性には「プロペシア」や「ザガーロ」というAGA治療薬もありますが、こちらは女性には適応がありません。また女性に対しては、副作用を発症するリスクが高く使用してはいけません。 脱毛症の治療薬については、こちらの記事もご覧ください。 「ミノキシジルは女性薄毛治療の強い味方!効果と副作用を解説」
本格的な女性の育毛対策は毛髪の専門クリニックへ
女性の育毛のポイントを紹介してきましたが、個人レベルで育毛を行うのは、なかなか大変なことです。なぜなら、人の抜け毛や薄毛にはさまざまな要因があり、それを素人が正しく判断するのは困難だからです。 自分で行なっている育毛対策で思うような成果があげられない場合は、毛髪の専門クリニックに相談するのも、育毛への近道です。 また、個人でできるのはほとんど現状維持の「育毛」の範囲内であり、より積極的に「発毛」を叶えたい場合は、専門家のバックアップが必要なことは言うまでもありません。 毛髪の専門クリニックは、抜け毛や薄毛治療に特化した専門的なクリニックですので、育毛や発毛に大きくアプローチしてくれます。 とはいえ、育毛・発毛の対策をスタートさせるのは、誰でも不安なものです。心配な気持ちがあるなら、まずはクリニックが行なっている無料カウンセリングに足を運んでみましょう。 そこでクリニックの雰囲気を確かめたり、コストの質問をしたりして、通院するかどうかを決めても遅くはありません。クレアージュ東京は女性専門のクリニックなので、プライバシーへの配慮も万全です。 「クレアージュ 無料カウンセリングフォーム」
(まとめ)
女性の育毛に関する記事はいかがでしたか?女性の抜け毛や薄毛は少しずつ進行するので、少しでも早く育毛の対策をすることが肝心です。美しい髪を保ち、いつまでもおしゃれを楽しめる女性でありたいものです。