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- 女は分け目から老ける。分け目で若返る。
ヘアライター佐藤友美の 人生は髪から変わる
女は分け目から老ける。分け目で若返る。
ファッションモデルに分け目がない理由
ヘアライターのさとゆみです。
これまでファッション誌の仕事を長くやってきたのですが、あるとき、「あっ!」と気づいたことがあります。
それは、「ファッション誌のモデルさん、誰一人として、分け目をつくっていない!」ということです。
これ、どういうことか、ちょっと説明させてくださいね。
普通、何も意識しないで生活をしていると、多くの場合、自然と「分け目」ができるはずなんです。でも、モデルさんを撮影した写真を見ると、どの人も「分け目」がないんです。つまり、分け目をぼかして隠しているんですね。
これ、発見したときは結構衝撃でした。「そうか、だから、彼女たちは若々しく見えるのかー!!」って。
というのも、髪の毛って分け目部分に年齢を感じてしまいやすいんですよね。分け目部分に“あぜ道”のように、くっきりラインが出てしまうと、地肌が目立ってしまう。地肌が目立てば、髪が必要以上に薄く見えてしまうから、老けて見えやすくなるというわけです。
それだけではありません。分け目をくっきり作ると、どうしても髪の根元が寝てしまうので、ぺたんこになりやすくなります。
そこで、雑誌のヘアメイクさんは、モデルさんに分け目を作らないようなテクニックがほどこされているわけです。
具体的には、分け目をジグザグにしたり、正面から見えないように斜めに分けとったりして、ふわっとボリュームを出します。雑誌のモデルさんは、スタイリングの力も借りながら、若々しい印象になっているというわけです。
では、分け目をぼかし、ふんわりとした立ち上がりにするためにはどうすればいいでしょうか。
分け目をぼかすとは、具体的には、「分け目を直線にしない」ということです。それには大きくわけて、3つの方法があります。
ひとつは、コームの柄の部分を使ってジグザグにする方法。もうひとつは、指でジグザクにする方法。そして、分け目部分をかきあげて、立ち上がりをつける方法です。一番やりやすい方法で分け目をぼかしてみてください。
どうしても髪が戻ってきてしまうという人は、キープスプレーでジグザグにした分け目を固定するのもおすすめです。
分け目トレーニングでダメージを減らす
分け目をぼかすだけではなく、普段から、いろんな場所で分け目を作るようにしておくのもGOODです。
というのも、いつも同じ場所で分け目をとってしまうと、その分け目部分の地肌ばかり紫外線の影響を受けたり、乾燥の影響を受けたりするので、どうしても抜け毛の原因になりやすいのです。ですから、ときどき分け目を変えてみることも大事。
ただ、人によっては、つむじの位置や生えぐせがあって、同じ場所でしか分け目を作れないという人もいると思います。そういう人は、是非、分け目トレーニングをしてみましょう。
分け目トレーニングというのは、ストレッチで体をほぐすように、徐々に頑固な分け目の位置をずらしていく方法。
具体的には、髪が濡れている状態のときに、髪を左右にふるようにして乾かしていきます。そのあと、髪を右から左にひっぱり、次に左から右にひっぱり……をくり返してから、普段とは違う場所で分け目を作ります。新しい分け目を記憶させるために、そのまま髪を結ぶのもいいでしょう。
とくに、一日中誰とも会わないという日なら、あえていつもとは違う位置で分け目を作って髪を結んで、その分け目のクセを覚えさせるようにすると、いろんな分け目で髪を分けやすくなります。
ちなみに、分け目部分をふんわり見せるには、髪の乾かし方にもコツがあります。
トップにボリュームを出したいときは、つむじの方向と逆に根元を引っ張るようにして乾かすと、ふんわりとしたボリュームが出ます。
このとき、分け目部分の根元を上に向かって引っ張って、温風を20秒あてたあとに、冷風を20秒あてると、より根元の立ち上がりがキープしやすくなりますよ。
たかが分け目。されど分け目。分け目を制するものが、見た目年齢を制します!
これからは、ぜひ、分け目にも意識をはらってみてください。
ヘアライター 佐藤友美(さとゆみ)
日本初のヘアライター。 約20年のヘアライター人生で、約4万人、200万カットものヘアスタイル撮影に立ち合う。「美容師以上に髪の見せ方を知っている」とプロも認める存在で、日本はもとより、海外でも美容師向けの講演を行い、セミナーを受けた美容師はのべ3万人を超える。
歯切れのいい解説で、NHK「あさイチ」、MBS・TBS系「林先生が驚く 初耳学! 」などのテレビ、ラジオ番組などで活躍する一方、ヘアアドバイザーとして全国の女性の髪の悩みにこたえ、高い満足度を得ている。現在、ESSEonline「ヘアの問題白黒つけます」やmi-mollet(ミモレ)「さとゆみの『ドラマな女たち』ヘア&メイクcheck」などを連載中。著書に、ベストセラーとなった『女の運命は髪で変わる』(サンマーク出版)、『女は、髪と、生きていく』(幻冬舎)などがある。近著に『髪のこと、これで、ぜんぶ。』(かんき出版)。